空冷単気筒を愉しむ

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空冷シングルスポーツ乗りの雑記ブログ

生産終了になったトヨタマークXに乗ってみた

半年ぶりの更新になってしまった…💦

 

さて

マークXが昨年いっぱいで生産終了になってしまいました。

以前マークXに乗る機会がありました。

せっかくなので、少しその感想や印象などを書いてみようかと思います。(本当は生産終了前に書きたかった…)

 

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マークXと言うと黒のイメージだけど白もめっちゃかっこいい

 

自分が乗ったのは、いわゆる130系といわれる2代目のモデル。

その中での2.5Lのレギュラーガソリン仕様のグレードです。

今回は様々な路面、走行条件で乗ることができました。

 

 

操作感

まず運転してみて感じたのは3ナンバー車なのにも関わらず

とても運転しやすいということ。

 

マークXが特別大きい車というわけではないですが、

普段自分は型落ちのシエンタ に乗っているので

3ナンバーだと車体感覚がなかなか掴めないと思っていました。

 

現に以前マークXよりコンパクトな86に乗ったときよりも

運転しやすいと感じたので、

車格よりも運転しやすいのは確かだと思います。

 

各部操作感は実になめらか。

ペダル、ハンドル、シフト、どれをとっても

とてもなめらかで高級感がありました。

 

シートは国産車としてはコシがあり、快適な部類だとは思いましたが、

以前乗せてもらったことがあるBMWと比べるとまだまだといったところです。

ただこの辺は国産車がドイツ車に劣っているというよりは、

日本車とドイツ車の味付けの違いのような気もするので、

なんとの言えないところかもしれません。

 

走行性能

エンジンは2.5リッターV型6気筒で、レギュラーガソリンの仕様です。

そのほか3.5リッターハイオク仕様のグレードもありますが、

パワーについては、2.5リッターで十分なものでした。

 

乗り初めはECOモードになっていて、

思っていたよりパワーは控えめかなと思いましたが、

ECOモードを切ってみるとかなりパワー感が増しました。

 

マークXにはECOモードの他にスポーツモードがあります。

スポーツモードは加速感、レスポンスが良くなり、

運転していてさらに楽しくなります。

ただ同乗していた人に聞いてみると、

通常モードとスポーツモードでは特に違いは感じなかったようです。

 

市街地走行

市街地走行では足廻りのしなやかさに特に驚きました。

あらゆる段差においても変な突き上げ感を感じず、

走行中も不快な感じの振動もあまりありませんでした。

静粛性も高く、とても快適です。

 

この型は先代と比べて、車高が下がっています。

レンタルした時も段差には気をつけるように注意されました。
しかし今回様々な段差を通り、かなりの高さのものもありましたが、

特にアンダー部もバンパーもどこもすることはありませんでした。

 

FRで切角が多いからかとてもハンドリングが良く、

初めて乗った車両ですが、駐車なども難なくできました

 

高速走行

次に高速道路での走行です。

まず合流ですが、エンジンパワーに余裕があるのでとても楽にできます。

高速走行でも静粛性が高くとても快適です。

道路の継ぎ目も滑らかに越えるのでとても良いです。

 

ただ、日本向けを意識して、街乗り優先に足廻りを作っているのか、

高速走行時には少しふわふわする感じがあるので、

少し気になりました。

とはいえ走り自体は安定しているので怖い感じは無かったです。

 

ワインディング

ワインディングでは、FRならではの楽しさがとても感じられました。

特にスポーツモードに入れた時のアクセスオンにして力強く立ち上がっていく感覚はとても楽しいです。

車体感覚がつかみやすいので狭い峠道でのすれ違いも比較的楽に出来ました。

 

4名乗車時

今回は4名乗車時の感じも確認出来ました。

パワーユニットに余裕が無いと、重量が増えたとき途端に加速が悪くなります。

その点でこのマークXは排気量が一番小さいグレードですが、特に気になる様な加速の悪さは出ませんでした。

 

 

まとめ

乗ってみた感想を総括すると、

マークXは日本の道を楽しく走ることができるスポーツマシンである

ということができると思います。

 

今回は日本の名車マークXに乗ることができてとてもよかったです。

こんな名車がなくなってしまったなんてとても残念です。

ただまだ大手のレンタカーでも扱いがあるので、

気になる方はぜひ一度乗ってみてください。

 

 

あっ

こっちのマークXに乗ることにはならないように気をつけましょう( ゚д゚)