SRX400にゲイルスピードのクラッチホルダーを導入した。
その対策としてゲイルスピードのクラッチホルダーを導入してみました。
ゲイルスピードのクラッチホルダーは大きく次のような特徴があります。
レバーレシオが変えられる
レバーのピボット部からワイヤーのタイコの位置までの長さを変えることで、
てこの原理でレバーの重さやクラッチの切れを変えることができます。
基本的にこの距離が短くなれば、
逆に長くなればクラッチは重くなりますが、
ストロークが短くなります。
ベアリングでフリクション軽減
ピボット部にベアリングが内蔵されており、
レバーを引く時のフリクションが軽減されています。
動きもスムーズです。
レバー位置の調整ができる
純正にはないレバー位置の調整ができます。
自分は手が少し小さめなので、結構うれしい。
もちろん一番近くにして使っています。
一般的なスイッチが使える
普通社外のクラッチホルダーは
クラッチスイッチを取り付ける際に配線の加工が必要になります。
しかし、ゲイルスピードの場合は
一般的な純正のスイッチと同じものが付属しているので、
加工が不要です。
ただし、SRXの場合クラッチスイッチが特殊な形をしているため
加工が必要でした。
(ただ配線を切ってギボシに付け替えるだけですが…)
カッコイイ
自分はElaborateというモデルにしました。
通常に加えて次の仕様になっています。
- アルミ鍛造材のフル三次元切削
- ゴールドのピボットピン
- 赤いロゴ
- チタン製のフランジボルト
チタンボルトは想像以上に軽くて驚きました。(トルクのかけすぎに注意ですが…)
ほとんど通常モデルと性能は変わらないと思いますが、
とてもかっこいいです。
実際につけてみて
今回自分はレバーレシオ28㎜で設定しました。
結果はかなり改善しました。
元々の自分のSRXのクラッチを握ってみたことのある周りの人が
口をそろえて「だいぶ変わった」というので、
多分間違いないと思います。
クラッチの切れに関しては、
しばらく走ると完全に慣れて、
ほとんど以前と変わらないストローク感に感じます。
交換してから半年以上たちますが
特に気になることは一度もありませんでした。
→追記:レバーレシオを30㎜に変更しました。
重さはそんなに変わらずに切れは28㎜より圧倒的に良いです。
30㎜がおすすめです。
見た目のカッコよさも
常に視界に入る部分(←結構重要)なので
とても満足です。
かなり金額はしますが、かなりおすすめです。
アコサットから価格抑えめで同じような機能のものが出ています。
こちらもよいと思います。
アコサットの場合レバーレシオは固定ですが24㎜の設定があるようです。
さらに軽くなるかもしれません。
(その分どのくらいストロークが伸びるかも気になりますが…)
→多分SRXの場合は切れなくなると思います。アコサットなら29㎜のほうが良いと思います。
以上です